最後に決断するのは自分自身
- 髙木 康成
- 2019年9月3日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
ピンポイント採用コンサルタント/就職内定ナビゲーターの髙木です。

キャリアコンサルタントをやていると、時々こんな相談を受けることがあります。
それは、「この会社から内定をもらったんですが、大丈夫でしょうか?」
僕は「大丈夫とは?」といつも思います。
この仕事をやっていると、年に数回はこのような相談を受けるのですが、その多くは「この会社に入社してやっていけるでしょうか?」とい意味が込められています。
結論から言うと、やっていけるかどうかはあなた次第です。
冷たい言い方かもしれませんが、僕にとっての大丈夫と相談者にとっての大丈夫の基準は違います。
そんな言い方をすると、キャリアコンサルタントとしては失格だと思いますので、実際はこんな言い方はしませんが、内定を承諾するかどうかで悩んで相談に来るクライエントは、自分で決断できないから相談にくるのです。
そのため、僕がクライエントの決断を後押しするために、クライエントが仕事をする上で、何を求めているのか(例えば、給与・休日・会社の名前やブランド、仕事内容、人間関係など)を整理してもらいます。
就職活動をする中で、求人票をみるポイントや企業を選ぶ基準はその人の価値観や現状によって大きく異なります。
苦労してやっともらえた内定なのに、どうして迷いが生じるんでしょう?
それは、企業で長期間仕事を続けるためには人間関係が重要だと言うことを、皆さん認識しているからです。

職場の人間関係は、入社してみないと分からないから皆さん迷うのです。
つまり、その会社以外の人に会社の人間関係を聞いても分からないのです。
仮に、その会社の人に職場の人間関係を聞けたとしても、その会社の人とあなたでは価値観や考え方が違うので、参考程度にしかなりません。
僕が内定承諾で迷っている方に、最終決断をする際には、直感で選ぶことを勧めることがあります。
(この直感って当たることが多いんです)
自分の感覚と、企業や職場の人間の感覚って第一印象で合っているかどうかを大切にします。
(例えば、社長や面接官、従業員の容姿や服装など)
服装やオフィスの趣味が自分の感覚と近いと、そこで働いている従業員の方も同じ様な感覚を持っている場合が多いのです。
この感覚は、恋愛や友人関係と同じで、自分と同じ様な価値観を持っている人同士が必然的に集まってきます。
(価値観が違う人同士だと、別れたり離婚したり疎遠になったりしますよね)
職場においては、自分の努力は必要ですが、その努力ができるかどうかも人間関係が大切になります。
もし内定をもらって承諾をするかどうか迷っている人は、自分の直感も大切にしてみてください。

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