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人は皆んな不平等

ちょっと過激なタイトルかもしれません。

このタイトルだけ切り取ると、反論される方もいるでしょう。





日本の学校教育では、皆んなは平等に生まれてきて、平等に権利を有すると

教育を受けてきます。

当然、権利やチャンスは平等かもしれませんが、人間は人それぞれ同じではないんです。

つまり不平等なのです。

生まれた家、国、地域、環境、順番、日時などなど、誰一人として同じ人はいません。


残念ながら、生まれる環境を自分で選ぶことはできません。

(一説によると、自分が選択してその環境に生まれてきたとの説もありますが…。)


この瞬間も、戦争がしている国があり、何の罪も無い人が戦火に巻き込まれています。

その人たちは、自ら望んでその環境に身を置いたわけでは無いにも関わらず、

理不尽な生活を強いられているのです。





少し話が飛躍しましたが、人間は皆んな不平等であるということを前提に、

いかに自分の個性や強みを打ち出していくかが、働く上でも必要だと思うんです。


就職や転職する際に、履歴書や職務経歴書に志望動機や自己PRを書く際にも、

面接で自己紹介をする際にも、自分の強みや特徴を相手(企業)に対して

アピールする必要があります。


そのためには、自分にはどんな強みや特徴を持っていて、企業はどんな能力を必要としているのかを知る必要があります。

所謂、自己分析と企業研究です。


先日面談したクライアントの方は、年齢は50代の女性。

長年、看護や介護の仕事に従事されていて、現在は就職活動中。

その方は、自分には何の取り柄もないし、年齢的にも就職は厳しいことはわかっているが、

次の職場では長く働きたいという希望をお持ちでした。

また、現在は資格取得に向けても勉強されながら就職活動をされていて、

先日、ハローワークで求人検索したけども、年齢制限も含めて希望する求人はなかったそうです。


正直、正社員としての雇用は難しいかもしれません。

でも、ご自身の強みや特徴を活かして長く働くことは可能なんです。


そのクライアントとカウンセリングしていると、色んな専門的な経験をお持ちで、

これまでの仕事が嫌いではなく、むしろ経験も活かしたいと考えていました。

そこで、過去の職歴である介護と現在勉強中の資格を活かして、介護✖️〇〇みたいな仕事って

面白そうですよね、と提案したところ、目から鱗だったようで、そんな発想はなかったと、

仰ってくれました。


このクラアントにとって、仕事=就職という概念でしたが、仕事をする・働くということは、

必ずしも就職だけではなく、自分で仕事を創れるという気付きがあったようです。


いきなり起業や独立みたいなことは難しいかもしれませんが、

自分の強みや特徴を活かして働くことは可能だと思います。


今日のテーマである「人は皆んな不平等」ですが、

何かにチャレンジしようとする志を持つことと、時間は平等に与えられた権利だと思います。

その時間をどのようにして有効に活用するのか、どんな志を持って生きていくのかは、

各々が選ぶことができます。


​​​​​​​


今の日本は「人生100年時代」と言われます。

その長い人生の中で大半の時間を占めるであろう職業人生において、

楽しいと思える仕事や、やりがいを実感できる仕事に就いたほうが、より良い人生だったと

思えるのではないでしょうか。





今現在、就活中の方や、就業中のだけど今の仕事にやりがいや成長を感じないまま、

ただお金のためだけに働いていいる方、今一度、ご自分の強みや特徴を見直して

働くということを再考してみませんか?

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