ケーススタディ(2023/10/28)
- 髙木 康成
- 2023年11月4日
- 読了時間: 3分
6月から、とあるプログラミングスクールでのカウンセリングを担当しています。
そのプログラミングスクールは、大手検索サイトが運営するスクールなので、
受講生の知名度は抜群です。
スクールの中のコースは様々なコースが用意されて、
受講生が自分の希望するコースを数ヶ月間学んでいます。
色々あるコースの中で、比較的人気の高いコースがWEBデザインコースです。
WEBデザインコースを受講する生徒の特徴として、
子育て世代の女性が圧倒的に多いことが挙げられます。
その理由は、小さなお子様がいるので、在宅でできる仕事がした。
フルタイムではなく、時短で働きたい。
正社員雇用で、残業がなく、研修制度が整っている職場で働きいたい。
元々、デザインに興味があった。
と言った理由が大半を占めます。
そういった皆さんがWEBデザインを学ぶ理由はごもっともで、
とても素晴らしい意識だと思いますが、
残念ながら、その希望に見合う求人が圧倒的に少ないのが現状です。
受講生の希望を満たす求人が少ないことは、
受講生自身も認識されています。

では、そのような人はどのようにして働けばいいのでしょうか?
その方法は大きく2つあると考えています。
一つは、希望するすべての条件を満たす求人ではなく、
現状を踏まえて、譲れない条件と妥協できる条件を明確にし、
ご自身の現状に合う求人を探すこと。
もう一つは自分でビジネスを立ち上げること。
後者の方法はハードルが高いと感じる方がほとんどですが、
いつかは独立できればいいなぁと考えている方ばかりです。
確かに、これまで独立やフリーランスとして働くことを考えたことのない方には
難しいと感じるでしょう。
しかし、今の時代は色んなツールが豊富にあるので、
経営や会計の専門知識がなくても独立は容易です。
(もちろん、経営はそんなに甘くありませんが...。)
就職を希望する人も、プログラミングスクールで学んだものの
経験は無い(未経験者)ため、求人に応募することを躊躇する。
求人の多くは経験者を求めていますが、
中には未経験者歓迎の求人も存在します。
それでも自信がなくて、本当に未経験でついていけるだろうか、
と応募すらしない方が多くいます。
未経験でも仕事ができるか否かは、企業側が判断す流ので、
自分でブレーキをかける必要は全く無いのです。
就職するにせよ、独立するにせよ、自分の人生なので、
他者に依存するのではなく、何事も自分ごととして
行動を起こすことが大事だと僕は思っています。
今のご時世は、勉強する環境が昔より遥かに整っています。
わからないことはGoogleやYouTubeで調べればなんとかなります。
新しスキルを学ぶということに行動を起こせたのならば、
就職や起業に対しても行動できるはずです。
どんな仕事につくか、どんな働き方を選ぶのかは
最終的には自分自身で決めることですが、
その決断ができな人のために我々キャリアコンサルタントが存在します。
働き方や、生き方に迷っている方は
一度、キャリアコンサルタントに相談してみてくださいね。
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