今こそ中小企業が新卒採用に取り掛かるタイミング
- 髙木 康成
- 2019年4月23日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年9月3日
ピンポイント採用ナビゲーターの髙木です。
今回は中小企業にとってハードルの高い新卒採用についてお話しします。
昨今の新卒(主に大卒)の採用はリクナビやマイナビなどのWeb媒体を使い多くの学生に広報することで、知名度のない企業でも学生と接点を持つことから採用が始まります。しかし、媒体費用も中小企業にとっては大きな支出です(数年前よりは利用しやす金額になっていますが)。
中途採用でも新卒採用でも、有料媒体に掲載したからといって必ず応募者が集まるとは限りません。でも、媒体を使わないと応募者に募集情報が伝わりません(ハローワークや無料の媒体も存在しますが、どの媒体が効果的かは今回は割愛します)。
仮に、多額の費用をかけて応募者を集めても新卒採用においては、会社説明会→一次選考→二次(最終)選考→内定出し→内定フォロー→入社→入社後のフォローと多くのプロセスが発生し、採用担当者(中小企業には専任の担当者の配置は難しいと思いますが)にかかる負担はかなり大きくなります。多くの中小企業は、人事や総務が採用を兼務する形かと思います。つまり、本業も抱えつつ採用活動もしないとならない状況に陥るということです。
一方で、会社の成長や売り上げ確保を考えると是が非でも人手を確保しないとならない状況が続いていると思います。
多くの中小企業(特に体力の弱い零細企業)は、即戦力である中途採用しか行わない企業がほとんどですが、必ずしも中途採用に成功している企業ばかりではないはずです。
そこで、思い切って新卒採用をお勧めします。なぜなら、新卒には将来性があるからです。ただし、その将来性を伸ばすも縮めるのも会社次第です。
更に、新卒採用に着手するタイミングがまさに今なのです。
皆さんもご存知とは思いますが、経団連が新卒一括採用の見直しを検討しています。今年度(20卒)の採用スケジュールを守っていない企業(大手含む)が多数存在します。実際に以前私が在籍していた東証一部上場企業でも、採用スケジュールを守っていませんでした。
今後、新卒一括採用が撤廃されると、益々大手有利になることは明白です。そのため、中小企業が新卒採用に着手し、採用ノウハウを構築するスタートを切るタイミングが今なのです。
とは言え、やはり中小企業にとって新卒採用はハードルが高く、そもそも何から手を付けたらいいかわからないと思います。
私はそんな中小企業の新卒採用を支援しています。
真剣に自社の将来を考え、新卒採用を検討したい社長はお問い合わせ下さい。

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