中小企業にあった人材の採用方法とは
- 髙木 康成
- 2019年4月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年9月3日
こんにちは、ピンポイント採用コーディネーターの髙木です。
本日は、多くの中小企業の課題である人材確保と定着について書きます。
ビジネスを展開する上で必要なものは、「人・物・金・情報」ですよね。
私の専門分野は「人」なので、「物・金・情報」についてはその分野の専門家の意見を参考にして下さい。
さて、企業における「人」の問題は様々ですが、今回は特に入り口にフォーカスします。
人を採用しようと考えた場合に、多くの方は採用方法の検討をすると思います。例えば、リクナビやマイナビなどのWeb媒体、ハローワークなどの公的手段、ビズリーチなどのスカウト型などなど、採用の緊急度やコストを考慮した上で採用手段を検討しますが、はたして本当に採用手段を最優先で検討する段階なのでしょうか?
勿論、採用を考え始めた段階で、今回はどんな職種・ポジションの人材を何人採用するのか、いつまでに採用して戦力化をするのかを頭に描いていると思います。
もう少し考えを深めている方は、採用した人材を何年間雇うのか、将来的に幹部とするのかまで考えている経営者の方もいらっしゃるでしょう。
では、採用を考えた経営者の方の中で、採用したい人物を言語化して表現できる方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
求人票でよく見かける人物像として、「やる気のある方」「元気のある方」「協調性のある方」などなど。
求職者の視点でこの様な人物像を見たときに、どんな風に捉えられるでしょうか?
なんとなくイメージはできるかもしれませんが、漠然としすぎていて、求職者が働くイメージを醸成し辛い表現です。
ここで何を伝えたいかというと、人を採用しようと考えた時点で、自社のことを改めて見つめ直す必要があるということです。
昨今の人手不足もあって、採用する企業側は最低限必要なスキルや条件を有した人材を、とりあえずといった考えで採用する企業も増えています。
しかし、そうやって採用した人材は早期離職する傾向にあります。
結果、採用→離職→採用→離職を繰り返し、時間とコストを無駄にしていることとなります。
この負のスパイラルを断ち切り、採用→定着→成長→採用→定着→成長というプラスのスパイラルにできるか否かが企業の成長のポイントです。
中小企業は大企業と違って知名度が無く、人を集めることが困難です。
なので、一度採用した人材をしっかりと定着させ育てていくことが必須です。
中小企業は採用で人を補うという考え方でなく、定着・育成させるために人材を採用するという考え方が必要です。
この記事を読んで、真剣に人材の育成を考えてみたい中小企業経営者の方は、お気軽にご相談ください。
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