エンジニアの採用・定着が成功している中小企業とは
- 髙木 康成
- 2019年6月18日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年9月3日
こんちは。
ピンポイント採用コンサルタントの髙木です。
今朝NHKのニュースを見ていると、福岡県内にある企業の採用への取り組みが紹介されていました。
その企業は、私が会社員時代に求人媒体の営業に行ったことのある企業でした。
その時にも今回出演されていた社長に対応していただいたのですが、当時も採用について熱心に話を聞いてくれていました。
残念ながら、当時は契約には至らなかったのですが、当時から会社の将来を見据えた採用を考えられていました。
改めて会社のホームページを拝見すると、頻繁に大学で会社説明会を開催されていたり、合同企業説明会に積極的に参加されているようでした。
しかし、今回NHKで放送された採用の取り組みは、外国人を採用されたという内容でした。
将来、海外進出も念頭にあるとのことで外国人を採用されているようですが、本当は日本人を採用したいんだけど、日本人を採用できないから外国人を採用されているのかなぁとも思いました。
では何故、日本人のエンジニアを採用できないのでしょうか?
その理由の一つに、中小企業の多くは採用に特化した人材がいないためです。
中小企業の社長は自ら採用活動を行う社長もいらっしゃいます。それは非常に良いことなのですが、社長の本業は採用ではないため、どうしても採用が片手間になってしまうのです。
仮に本業の傍らで採用が上手くいったとしても、その多くは目の前の人手不足を解消するための採用になっており、本当に会社が必要とする人材かどうかの見極めが甘くなり、結果として長続きせず、退職してしまうといった不のスパイラルに陥るのです。
私が採用支援させている企業様では、社長を筆頭に従業員全員で採用に取り組んでいただています。それは、実際に新入社員と一緒に働くのは現場の社員達だからです。
全社を挙げて採用活動に取り組むことで、社員のモチベーションも上がり、苦労して採用した人材を大切に育てる環境ができるのです。
また、社長の想いを改めて従業員に浸透させることもできるので、従業員が辞めない職場ができます。逆に言うと、社長の考えに沿わない従業員は自ら辞めて行くのです。
そうしてできた職場は、全員が同じ方向を向いて仕事に取り組むことができるのです。
これは、中小企業だからこそできる組織創りなのです。
更に、社長が理想とする会社を作るためには、定期的に新卒を採用することです。
むしろ採用は新卒採用をメインに行い、止むを得ない場合のみ中途採用をすべきなのです。
毎年定期的に新卒採用を行うことで、社内の年齢構成も適正に保たれ、技術承継も円滑に行えるのです。
この記事を読んで、少しでも危機感を抱いた社長や採用担当者は一度、私の採用セミナーにご参加ください。

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